◆◆ 私の青空 ◆◆

町民だけが知っている、舞台ウラバナシ・その10

お祭りシーンの裏には、まだまだ、さまざまな人間模様が展開されていました。
大間のお祭りをず〜〜〜っと見守ってきた、この人の場合は…。 

 

自慢が増えた“新田のおっちゃ”

 

稲荷丸」の最長老、そして、自慢話を語らせたらキリがないとも言われるほど自慢のタネがあるのが、この人。16歳の頃から祭りに参加している“新田のおっちゃ”こと、新田正俊さん(74歳)である。
お祭り撮影日の午前中、「稲荷丸」がロケ出陣の準備を整える中に、“新田のおっちゃ”の姿を発見!「新田さん、今年は祭り2回もあるの〜」と声をかけると、「お〜、生まれで初めでだじゃ〜」と、すでにハイテンション気味?の“おっちゃ”。ちょっぴりお酒が入ってるのかな?と思ったが、後で聞くところによると「新田のおっちゃ」はお酒は一滴も飲まないらしい…。それなのに午前中からテンションが高〜い。これが元気の秘密か?と思い、ひと言ふた言と話しているうちに、いつの間にか“おっちゃワールド”。延々と自慢話が続いていくのであった…。そんな「新田のおっちゃ」。飾られた「稲荷丸」を見つめる目は、まるで自分の“孫”(いや“ひい孫”か?)を見るかのような愛しい眼差しでした。

 


■今年のお祭りは■

年に2回もお祭りがあるのは、あとにも先にも、これが最後かも知れません。
お囃子の練習の音も、聞こえてきました。
本番も、町民一同、燃えつきるど〜〜

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