◆◆ 私の青空 ◆◆

町民だけが知っている、舞台ウラバナシ・その6

大間に2度目のロケが入ったのは、4月の終わり。
春と言っても、冷たい風がひゅる〜ひゅるりら〜〜。そんな中で行われた海岸ロケ。

 

■偉いぞ!子役たち

その日の赤石海岸は、と〜っても寒かった。そんな中「太陽くん」ほか、子役の面々は半袖半ズボンで釣りのシーンを熱演。中でも、「太陽くん」が地元の子供たち(子役)から、ヒョイと投げ渡された釣りの餌を手でつかみ驚いて後ろに倒れる撮影は大変だった。ほんのちょっとのシーンなのに、なかなかうまく手でつかむことができず、何度も繰り返し。つかんだと思っても、今度は倒れ方がダメ〜〜ってな感じで、さすがの「太陽くん」も上手く演じることができないのと、寒さとで半ベソ状態。でも最後にはちゃんと成功させた「太陽くん」。あんたは大役者だ!

そんな撮影の人だかりを見つけた地元の漁師が「何やってらのよ〜」と話しかけてきました。撮影のことを説明すると、「このさみ〜なが、物ずぎだな〜」と、ドラマには全然興味なさ気なひと言。しかーし、この人。きっと今ごろは、

「あ〜〜っ!この赤石の撮影やってだの、わ〜見だで〜」

と自慢気に話しているのが目に浮かびます。

 


■ここが見どころ■

太陽くん始め子役たちが、歯を食いしばりながら、精一杯
夏っぽさを演じている様子に、ご注目くださいね。健気さに、胸がいっぱいになります。

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