りょういぢ隊員のレポート
@2003年2月5日(水)@
      嗚呼…思い出の学び舎「学校探検&知恵出しワークショップ」~カモシカは見た!
      タイトル長くない?の記録

「母校」とうい言葉は胸に響くものがある。
      ワイの母校は奥戸(おこっぺ)小学校だが、
      今回、突撃する場となった「大間小学校」は
      まさに「母校」という名に恥じない?威風堂々たる建築物であ~る。
      (「危険校舎」とも言うが・・・)
この大間小学校で、ポラロイドカメラ片手に
      ゾロゾロと校舎内を練り歩く一団がいた。
      それが今回、大間初の試みとなった「学校探検&知恵出しワークショップ」である。
参加者は小・中・高校生、PTA、大間小OBなど合計40名。
      取材陣を入れると約46名!学級が2クラスできる。
      (記者の他にTVカメラも来ていたのには少々驚いた。床屋に行っとけば良かった)
 
一団は3グループに分かれて、
      校舎内のイイ所・悪い所をパシャ!パシャ!とポラロイドで撮影。
      私も負けじと、その参加者をパシャ!パシャ!撮影。
大間小学校は半分が鉄筋コンクリートで半分が木造という感じ。
      ここに数多くの思い出が詰まっているんだろうな~と思いにふけながら、
      木造部分に2箇所ある1つ目の便所に参加者と一緒に侵入。

臭いと同時に物思いもどこかへ飛んでいった。
      しかし、その臭いに懐かしさを感じたのは、
      我が「母校」奥戸中学校の便所と同じ臭いだったからだろう。
      (今はピカピカの新校舎)
      ちなみに役場の便所も同類です。
しかし、数分で全員退却・・・。
その後、教室・廊下・天井など
      参加者それぞれが様々な視点で感じた良い所・悪い所を撮影。

少し進んで、今度は2つ目の便所へ参加者が侵入・・・
      廊下で待つこと数分。
      木造部分の便所は男女一緒になっていることに後から気付いた。
      「大」は辛いな・・・。
      (中学時代に職員便所に侵入して用を済ませたことを思い出す)
木造部分を抜け体育館へ。
      体育館では生徒たちがバスケットの真っ最中。
      以前、太鼓の指導で顔を知っている男の子に
      「おっす!」と声をかけられた。
      「おぃっす!」だったら、「もういっちょ~!」と言うところだった。

続いて鉄筋コンクリート部分へ侵入。
      2階へ行くと、川端校長が登場!相変わらずダンディな声で、
      「どうぞ!校長室も見てください!」
歴代校長の写真を見て思った・・・仙人が多いな。
3階へ続く階段もあったが「進入禁止!」
      何でだろ?と思い上を見たら、(たぶん)カモシカがこっちを見ていた。
      ガラスケースに入っていたけど。
これで、探検は終了。
      探検中、すれ違う生徒たちの「こんにちは~!」の言葉が印象的だった。
      ワイ達は言ってなかったな。
 
探検の後は学校中を撮りまくった写真に、
      それぞれが感じたことを簡単にメモ。
      それを学級新聞のようにキレイに色付けしながら
      各班毎にまとめていく「ワークショップ」の始まり。

「ワークショップ」という言葉は
      普段あまり聞き慣れないし、なじみもない。
      今回の企画実施にあたっては、
      むつ市の「まちづくり倶楽部」という団体から
      ワークショップの達人3名に助っ人として来ていただき、
      探検を含む最初から最後まで、と~っても丁寧に指導してもらいました。
ワイがあの人達の域に達するには、3光年ほどかかりそうだ。
 
ワークショップ最後は、まとめた内容を各班毎の代表者が発表。
      限られた時間で話すこともワークショップのルールの一つである。
      Cグループ代表者の宮野君(大間高校2年生)は、
      何とジャスト3分で簡潔に説明終了。
将来はアナウンサーになる!と言ったかどうかは不明。
今回まとめられたみんなの知恵は、
      主催の「大間女(おまめ)の会」が町の皆さんにお知らせしつつ、
      「母校」を少しでも良くしたという気持ちを増やすよう
      働きかけでいくことでしょう。
最後に・・・心残りは探検後の休憩時間に、
      ストーブで温めたコーヒーを飲みっぱぐれたことだな。

ワークショップ初体験を果たした
      大間小学校の5年生。記念にカシャ!
      発表のときには、すんごく緊張してたようだけど
      「おもしろがった~」と言ってました。











