*2000~2001年のあおぞら組活動日誌*
2000年11月某日/Sさんとの出会い
誰かと一緒に映画見たあととかさー、コンサートのあととかさー、すぐに、へば!と別れたくない気分って、あるっけさ。
まさにそんな感じ。
町おこし講演会が終わって、カオリ&シンジ姉弟と
「ラーメンでも食っていこうよー!」となった。
基本、若者の店・トリマサに入ったら、原発工事系企業の軍団がいた。
その中に、シンジの知り合いのSさんもいた。かなり、とばしておられた。
「あおぞら組のこれから、どーするよー」とか言いながら、
ナニもんじゃにするかを吟味し始めるわしら。(ラーメン食うんじゃねーのか)
「組員、増やしていぐ?」とかなんとか、ぶちぶち言いながら
シンジはもんじゃをお好み焼き風にこしらえていた。
そうこうしているうちに、隣のテーブルにいたSさんが刺さってきた。
Sさん「私の青空も終わってさー、マジでどうすんのよ。なまなまもなー」
わしら「だーかーら!今、それを話し合ってるんですよう!!!」
Sさん「え?マジで?マジで?え?作ってるの?」
わしらのテーブルに、席を移ってくるSさん。
Sさん「オレにまかしてくれよー」
がっつりと、意気投合した私たち。
っちゅうことで、近い将来、「単身赴任男の叫び」のコーナーが
始まるでしょう。マジで、マジで。
ほんとに、頼みますよーK発K事のSさ~~ん!
2000年11月某日/ジュニアとの出会い
実は、内緒にしてたけど、こんなことがあった。
とある土曜日の朝。私が寝くさっているところに、
小学校のS先生から電話がかかってきた。
(大事なときには、たいてい寝くさっているわし)
「総合的学習の時間に、ボランティアのことを学んでまして、
ぜひあおぞら組の活動について、話していただけないでしょうか」
ということで、かおり組員と大間小学校6年生の総合的学習に乱入、
いや、これはあおぞら組史上初の「正式ご招待」ってやつですね。
シンジ組員も写真を撮りに来てくれた。
こうなったら、かますしかねーべさ。
そして私たちは、すべてを出しきった。
心地よい疲労感の中、教室を去ろうとした私たちの前に、
ひとりの少年が、思いつめた顔をして近寄ってきた。
「あおぞら組に入りたいんですけど!
どうすればいいですか!」フンガフンガ(鼻息)
あまりの気迫に、わしらはとって食われそうだった。
これがアイちゃんとの出会い。
その後、このような手紙をもらった。
あおぞら組のみなさんへ
わいは、大間小にあおぞら組のシマさんと、えびこさんがボランティアで来た時、はじめ見た時は「なんだべ」ど思いました。
だけど、話を聞いたり、ビデオを見だりしでいたら、なんがうだでぐ楽しそうだと思い、入りたいと思った。だけど、あおぞら組は大人の人たちでやっていることなので、わいどは入れないと思った。
だけど、あおぞら組に入りたい人といった時わいはうだで、チャンスだと思った。
わいは、はぁ頭中真白になるくらいうれしくてたまんなくた。
そごで、わいの自己しょうかいをします。
わいの名前はアイです。
わいは、名前はアイって、なんが女っぽい名前だけど、つらは男がおで、名前と顔がいっちしないので、ビックリしないで下さい。
それに声もひくくて、男と思われるのが多い。しゅうがくりょこうに行った時、「ぼく、こっちのレジあいているよ」と言われて、ちょっとなんが男だど思われでいるんだな、と思った。
4年生の時の学習発表会でげきをやって、わいはたいしょう(いじめっこ)の役で、6年生のげき「アスモール号」では「七島吉次朗」という役で、全部男役をやった、わいでもよかったらよろしくお願します。
おう、なんと頼もしい!ガッツがある!熱い!
おう、しかーもアイちゃんは少女であった。
彼女と一緒に、演技派ネットわらしのユウコと、
おしゃれな漫画わらしマイちゃんも、仲間に入りたいと手紙をくれた。
おう、21世紀は明るい!
かくして、「あおぞらジュニア」が誕生した!
今さらながら、こっぱずかしいので
小さな声で、あおぞら組の2000年10大ニュースを発表しま~す。
クソ忙しい年末になってから、私クミチョーは、
「あおぞら組の10大ニュース、考えてよう」と、みんなに無理を言った。
やったらおもしろいじゃない、と、じろーさんからメールをもらっていたのだ。
あっという間に、りょーいぢがメールをくれた。
この男、酒ぐせは悪いが仕事は鮮やかだ。(仕事じゃねーか)
あおぞら組的出来事2000「ベスト10」
『りょういぢ組員の場合』
1位 北海道興部町との「イモ試食会」
や~飲んだ飲んだ飲みすぎた。
2位 「よぐ来たの~」in東日本フェリー
帰省中の同級生と御対面。
3位 「私の青空 」ロケ生レポート
これがきっかけで、いつの間にか組員に…。
4位 Jr登場!
彼女たちのやる気に脱帽。
5位 突撃レポート
ロケ中にフラッシュ撮影して怒られた。
6位 来さまいコーナー取材
楽しいんだけど結構大変。
7位 方言講座
プライドを捨てた一瞬だった。手塚さん万歳!
8位 「ここんところの大間」
人を笑わせるための文章作りに生き甲斐を感じる今日この頃。
9位 ウーマンパワー
組長やJrはじめ、組員の主力は女性。頼もしい限りだ。
10位 両立
時々、仕事との区別がつかなくなる。あおぞら病だ…。
その後、律儀にライタもメールをくれた。
重大ニュースは、あげるとすれば
大間チームだけ酔っぱらい「いもっこ試食会」でしょうね。
二人とも、大間チームだけ飲んだくれてしまった「イモッコ試食会」が、
よっぽど印象に残っているようだ。
あれは、私にとっても一生の不覚。
飲みに走ってしまった、このテイタラク。(興部町さん、すみません~)
ところでクミチョー、自分で言っといて、10大ニュース考えたの?
という天の声。はっ、はっ、はっ、今日の今日まで考えてなかった。
だから今頃、こそこそ書いてんじゃん。(許せ、みんな)
それでは私は、2000年印象に残った、あおぞら組の超・名場面を
再現してみたい。(企画、変わってないか?)
初めてのテレビ出演。マグロ水揚げ場からのNHK青森のナマ中継。かおりちゃんとエリちゃんは、ドンズキ(胴つきゴム長)にねじりハチマキ。クロスケは、髪をディップでまとめ、ターミネーターのようなグラサンにスーツ。NHKのディレクターさんは、かなり引き気味だった。「もう、あんなことはしない!」とかたくなだったクロスケ。2回目のテレビ出演では、大袈裟な大間語を話すインドの王子様というキャラクターで、お茶の間に登場。バージョンアップを遂げてい た。
フェリー 乗り場での旗ふりウエルカム活動、初日。赤灯台まで行った方がいいか、乗降口でスタンバってた方がいいか、もめてるうちにフェリーが遠くに見えてきてしまった。キンズとカズが、赤灯台まで猛烈ダッシュ!残りの組員は、乗降口で、防波堤を大漁旗たなびかせながら突っ走っていく豆粒ほどの二人を、目で追っていた。ちょどフェリーが赤灯台の前にさしかかったとき、二人も到着!ものすごい勢いで大漁旗を振った!ええもん、見してもらいました。
民宿工藤さんでの方言講座。終わってから、ご主人さんがお気づかいしてくださって、「ささ、ビールでも飲んでって」となった。いやはやそんな、と言いつつ、みんなでジョッキのビールをぐびぐび飲み始めた。「おかわりも、どうぞ、どうぞ」とご主人さん。いやはやそんな、と言いつつ、おかわりまでぐびぐび飲んでしまった私たち。何をしにきたか、すっかり忘れている。工藤さん、ほんとにごちそうさまでした!
これまた、さんざん飲んだくれた興部町さんとの合同イモッコ試食会。残りちょっとのワインを、腰に手をあててラッパ飲みしたライタが、オリ(残りかす部分)まで口に入れちまい、だらだら~と吐き出してしまった。真っ白いトレーナーに、だらだら~。かおりちゃんちの白い敷物にも、だらだら~。やさしいかおりちゃんは、すぐにライタのトレーナーを洗濯してくれた。
ああ、書いてると、キリがないな~。
夏には、本州最北端で初めてのオフ会もぶちかましましたなー。
とにかく、濃かったんですよ2000年は。
とっても大事な活動報告が抜けてました。
目の不自由なKさんとの出会い
2000年の秋のこと。観光客の数も、ちょうどいいあんばいになった本州最北端。真っ青な空が、高く高く感じられるようになった本州最北端に、Kさんはひとりでやってきた。このKさんとの出会いで私たちが感じたことを、ぜひみなさまにご報告せねばなりますまい。
河北新報の「論壇」というコーナーに書いた原稿を載せておきます。お読みいただけるとありがたいです。なーんだクミチョー、ちゃんとした文章も書けるんじゃん!ということも、おわかりいただけると思います、ヒヒ。
@河北新報2000年11月8日「論壇」@「第6回活彩あおもり・イメージアップ大賞」コンテスト
こ のコンテストは、年に1度、県または、その地域のイメージアップに最も貢献したと思われる活動が選ばれる、っちゅうものです。大賞は20万円なんですよう、20万円!第6回の今年は、43団体が応募。わがあおぞら組は、惜しくも大賞ならず。推進賞5団体の一つに選ばれました。そいでも5万円もらえるんだ から、ありがたやー、ありがたやー。ぱあーーっと使わせていただきますよー、ぱあーーっと。(飲んじまう訳ではありません)この表彰式ってやつが、2月18日に津軽は五所川原(ごしょがわら)で開かれたのですが。やっぱり、ケツゲのヤッコといたしましては、ほれ、津軽のみなさまを喜ばせてあげるような、ぶっかましをしない訳にはいきませんからのー。えび姉と二人で精一杯のサービスをかまし、大間あおぞら組の名を知らしめてきました。
せっかくだからとばかりに、前日から津軽に潜入して旅を満喫。津軽衆と大間衆の心のふれあいを積み重ねてきました。さあ、ご覧くださいまし。
@まんず、旅ルートのご説明@
@えび姉&ヤッコの「表彰式だのに旅行気分だべ~!津軽紀行」2月17日@
@えび姉&ヤッコの「表彰式だのに旅行気分だべ~!津軽紀行」2月18日@
2001年4月某日/あの青山良平さんがやってきた!!
ク ロスケに言わせると「ある意味、青森県でいちばん有名なアナウンサー」なんだそうだ。「ある意味」ってのに、どんな意味があるのかはわからんのだけど。私 はと言えば、「青森放送株式会社 副参事 青山良平」という名刺を見て混乱していた。だってさー、副参事だよ副参事。部署名もなく、いきなり副参事だよ。 偉いに決まってる!「県の仕事だと、幹部でも現場に出るのか~」と妙に納得していた。
お肌にうるさいエビ姉の鑑定によれば、肌年齢35才、実年齢不明。青山良平さんは、あおぞら組との周波数がビンビンきていた。あとで判明したことなのだが、それには、ものすごい共通点があったのだ!冒頭でも豪語している通り、あおぞら組のモットーは「人様を喜ばすためなら、ケツゲもさらす勇気と覚悟とサービス精神」であるが、な、なんと、RAB青森放送はもっとすごかった!人様を喜こばすためなら、進んでケツ肉を割ってまでケツゲをさらすスタッフをかかえているというのだ!(ということで、上の写真もケツ肉を割るの図だ!)これだよ、これなんだよ!
言葉にしなくても、通じ合う心ってやつさ!!
あ?ケツゲはいいから、何しに来たかって?
失礼、失礼。ご説明がはなはだ遅くなりました!毎週日曜日の朝に放送されている、歴史あ~~る県の広報番組『活彩あおもり』。その中で「地元レポーターに よる地元自慢」の新企画をやることになったそうで。その一発目として、あおぞら組がレポートする地元大間が放送されることになったのですよ。そして、その 番組の制作を請け負っているRAB青森放送さんが、撮影のためにやってきたって訳。ちなみに放送は、以下の予定です!青森県内の方は、ぜひお見逃しなく!
朝7:45~8:00「活彩あおもり」
濃い~~大間衆が、わんさか出てきます!
2001年5月3日/50000カウントゲッターに、
あおぞら組オリジナル記念ブツを授与するの会
連休を利用して大間にやってきたフーミンは、実は……
@授与式の模様はこちら@2001年5月12日/焼肉会議なんだけど、実は総会もやるでよ、の会
焼肉会議って書いておきながら、なんで写真がウニだのよ!と思ってるね、みなさん。そっからもう、怪しい訳よ。
この日の会の目的。一見別荘ふうなのに眠っ ている施設である「畜産加工センター」を、実際に自分たちで使ってみて、今後の活用方法を熱く考えよう。ついでに、景色を楽しみにやってきた通りがかりの 観光客のかたも招き入れてしまおう。ついでに電源地域女性懇談会とみなさんとの交流もはかってしまおう。どうせなら、総会もやってしまおう。
どんだ、参ったか!って、結局参ったのは私だった。
@大荒れの会の模様はこちら@2001年6月8日~10日/オホーツク襲撃!でも今回は軽いジャブよ~ん
なぜあおぞら組が、オホーツクを襲撃するに至ったか。話せば長いな~。
ま あかいつまんで言うと。去年の秋に、熊ぱんちさんという北海道は興部(おこっぺ)町出身のその道では超・有名なかたが、大間の奥戸(おこっぺ)を偵察に来た訳さ。それを機に、北海道は興部町のメルマガ「ウイークリーオコッペ」のスタッフと、大間のイカレあおぞら組とがぐぐーーっと接近。いっしょにオコッペイモッコの大試食会をかましたりする仲になった訳さ。
そうこうしているうちに、実は「ウイークリーオコッペ」の背後には、「オホーツクwebnews」という上部団体があり、オカジマンという謎の人物が君臨していることに気がついた。このwebnewsってサイトが、ものすごいんだわ!あっちーっちーよ!オホーツクのふとだぢ、みんな見でらが~ってぐらいに盛り上がってる。
こりゃあー、こっちからも偵察隊を出さないわげにいがねべさ。
@まんずオホーツクは、このあたりじゃ!@@エビ姉&ヤッコの「オホーツク襲撃!」その1@
@エビ姉&ヤッコの「オホーツク襲撃!」その2@
2001年7月~8月/あおぞら組、大間のCMを作る!
りょー いぢが話を持ってきた。ABA青森朝日放送が、10周年記念の企画として「ふるさと自慢 わがまちCM大賞」っつーのをやるという。CM作って応募して入 賞したら、それを世に流してくれるという。おいしい話だ。そそられる。わいどがやらなくて誰がやる、ってなもんで、参加決定!
しかーし、いざ作るとなると、アクの強いやつらの世界観のぶつかり合いが予想される訳なのよ。っつーことで。
@コンペだよ!コンペ!撮影風景もちょびっこ@でもさ、青森朝日って、大間で入んねーんだよな。
2001年10月/岩手朝日系ドキュメンタリーチームに襲撃される!
岩手朝日放送の企画による北東北スペシャル番組に、あおぞら組が登場さしてもらうことになった。「北東北3県の朝日と、東京の朝日で放映されますよ!」自慢げなスタッフ。「大間で青森朝日はうづらないんです」とわたし。「えーーーー!!」驚きを隠せないスタッフ。岩手と秋田混合の他国籍軍スタッフが、車で5~6時間かけて突端までやってきた。おう、これぞまさしく3県合作・話題の超大作なのだ。(ほんとかい?)
@けっこう濃かったんだよな~撮影@
放映は 青森朝日・岩手朝日・秋田朝日/11月17日(土)16:00~16:30
東京のテレビ朝日/11月30日(金)10:30~11:25
「楽園で人生第2章を謳う-北東北移住記」
あおぞら組だけの番組じゃーねーしての~。
北東北3県の濃い~人が登場するのだ。
MA(って、ナレーションのことかい?)は、あの泉谷しげるさんなのだ。
2001年12月15日/わがまちCM大賞、審査会に乗り込む!
じゃいや~いや~い~や~い!10月15日にビデオを送ってから、この日が来るのを待っていたぜい!青森朝日放送の「ふるさと自慢 わがまちCM大賞」審査発表会。CM隊長りょーいぢとエビ姉、わいヤッコが、会場である青森市の県民福祉プラザに乗り込み。あおぞら組の中では、もう賞を取った気になっていた。どっから来るんだ、その自信はよーー。
@熱気むらむらの審査会の様子@今まで内緒にしてたけど、実はもう1本、撮っていたのさ。ははは。
@インドの王子主演のCM・秘蔵メイキング@